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社会福祉士と精神保健福祉士の資格を取る順番 [社会福祉]

精神保健福祉士受験資格取得ルート図
社会福祉士精神保健福祉士の両方の資格を取りたい人もいる。

福祉系大学を卒業して両方同時に受験する人もいる(第1号コース)。通信制の大学もあるので、働きながらでも可能だ。しかし、同時進行はかなり大変で、社会人であれば、順番に取るのが無難だろう。

その場合、
・社会福祉士→精神保健福祉士
・精神保健福祉士→社会福祉士
のどちらの順番が良いだろうか。

これは「社会福祉士→精神保健福祉士」の順が良い

社会福祉士の資格を持っていると、精神保健福祉士の短期養成課程(9ヶ月)に入れる(第11号ルート)。これは一般養成課程(1年半)にくらべて9ヶ月短い。つまり1年早く精神保健福祉士を受験できる。

逆に、精神保健福祉士の資格では、社会福祉士の短期養成課程に入ることができず、一般養成課程しか選べない。

どちらの順番でも、二つ目の資格の試験では共通科目を免除して貰える。しかし、一般養成課程ではもう一度それらの科目も学ばなければならない。試験では免除して貰える科目を学ぶのはかったるいだろう。

細かなことだが、試験の日数も変わってくる。試験は土曜日が精神保健福祉士の専門科目、日曜の午前が共通科目、午後が社会福祉士の専門科目だ。社会福祉士の試験は日曜日だけで済む。それから翌年以降に精神保健福祉士を受験すれば(専門科目免除なので)土曜日だけ試験を受ければ済む。つまり合計2日間だ。逆の順だと、精神保健福祉士の受験に2日費やすので、合計3日間になる。小さな違いだが。

それらを考えると「精神保健福祉士→社会福祉士」の順番で資格を取得する人は少ないだろう。

精神保健福祉士の受験者の多くが社会福祉士資格を持ち共通科目の免除を受けている人たちなのかもしれない(その比率は非公開)。社会福祉士試験の合格率(30%弱)に比べて、精神保健福祉士試験の合格率が高い(約60%)のは、これも理由の一つかも知れない。すでに一つの資格を得ている人たちであれば、合格率が高くなって当然だからである。

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