公認心理師試験の難易度 [心理の資格]
■試験問題にチャレンジ
2021年9月19日に実施され、10月29日に結果が発表された、第4回公認心理師試験の問題を解き、自己採点をしてみた。
午前編
https://utsubotsu2.blog.ss-blog.jp/2021-12-11
午後編
https://utsubotsu2.blog.ss-blog.jp/2021-12-12
結果は168点だった。これは昨年実際に受験したときの161点より多い。
自宅でリラックスして受験したことで、試験会場で緊張しながら受けるよりも点数が伸びたのかもしれない。
しかし、まったく試験勉強をしてないなかで点数が上がったことを踏まえると、
今年(第4回)の試験問題は、昨年(第3回)の試験問題より難易度が低かった
と見なして差し支えないだろう。
だとすれば、今回は合格基準点(基本は60%=138点)が上方向に調整され、143点になったのもうなずける。
公認心理師試験は、合格基準点が第1回から第3回まで138点で変わらなかったので、今回の調整に驚いた人もいたようだが、毎年のように調整が行なわれる社会福祉士や精神保健福祉士の試験を見ていた私からすれば、むしろ調整があったほうが自然に感じる。年ごとに試験問題の難易度の差があるのに、合格基準点を一定にしてしまうと、試験の公平性が失われてしまうからである。
■事例問題は得点源
さて、問題を解きながら、午前の問題よりも午後の問題のほうが楽だと感じたが、それは点数に現れた(午前78点・午後90点)。
公認心理師試験は、知識問題が116問で各1点、事例問題が38問で各3点となっていて、知識問題:事例問題の点数比率が116:114とほぼ一対一になるように作られている(これは第4回までの実績であり、今後変更される可能性もあるが)。
予備校や受験塾の先生方が書いている講評を読むと、知識問題で足りない得点を、事例問題で補っている人が多いとある。私もご多分に漏れず、今回は知識問題の正答率が62%だったのに対し、事例問題が84%と好調だったので合格点を超えた(昨年の受験の時もそうだった)。
それを踏まえると、
この試験に落ちている人は、事例問題で点数を稼げていない
ということなのだろう。
区分Gの受験生にとっては事例問題は得点源になるだろう。現場の経験が生きるからである。実際の経験はなくても、普通の職場なら行なわれている研修(ハラスメント防止や引きこもり対応)で得た知識は使える。
■ごっつぁん問題・ばらけ問題
問題の各選択肢に対する回答の分布を見ていてわかったことがある。
ほとんどの人(90%以上)が正答を選ぶ問題がある・・・これをごっつぁん問題と呼ぶことにする。いわゆる楽勝問題というやつで、みんなにとっての得点源である。
その逆で、回答が各選択肢にばらけて、正答率が十数%という問題もある。これはばらけ問題と呼ぼう。これは難問であるがゆえに、正答がわからない人が多く、当てずっぽうに選んだ結果として、ばらばらに分布したと思われる。
その中間で、正答率が60%ぐらいというものもある。試験問題としては、これが理想なのだろうが、そういう問題を量産するのは難しいので、ごっつぁん問題とばらけ問題を混ぜ、その比率を調整することで試験全体の難易度を調整しているものと思われる。
同じ不正解であっても、ばらけ問題を外したときは「この問題がわからなかったのは私だけではない」と自分を慰められるし、ごっつぁん問題を外したときは、その問題の正答はちゃんと憶えておく必要があるということだ。
■公認心理師試験の難易度
以前、社会福祉士と精神保健福祉士と、国家試験の難易度を比べてみたことがある。
社会福祉士と精神保健福祉士の難易度
https://utsubotsu2.blog.ss-blog.jp/2021-03-12
結論は、あまり差はないが、精神保健福祉士試験のほうが少し難易度が低い(易しい)とした。PSWは精神保健の分野に特化していることと、2科目少ないというのがその根拠だった。
では、この二つの福祉士資格の試験と、公認心理師試験は、どちらが難易度が高いだろうか?
カリキュラムの共通性が少ないから、そういった面から比較はできないし、受験する人の層も違うだろう。私自身の受験体験と、今回のチャレンジを元にして考えるしかない。
合格基準に達する点数を取る、という観点からすれば、
社会福祉士試験・精神保健福祉士試験・公認心理師試験の間に、難易度の大きな差はない
というのが私の結論である。もちろん、これは今回も含めた各試験での自分の得点、という限られた根拠から導いた結論にすぎないのであるが。
第4回の試験について、はたまた職能団体の分裂や上位民間資格について、書きたいことはあるが、それはまた次回。おそらく来年になってしまうだろう。
2021年9月19日に実施され、10月29日に結果が発表された、第4回公認心理師試験の問題を解き、自己採点をしてみた。
午前編
https://utsubotsu2.blog.ss-blog.jp/2021-12-11
午後編
https://utsubotsu2.blog.ss-blog.jp/2021-12-12
結果は168点だった。これは昨年実際に受験したときの161点より多い。
自宅でリラックスして受験したことで、試験会場で緊張しながら受けるよりも点数が伸びたのかもしれない。
しかし、まったく試験勉強をしてないなかで点数が上がったことを踏まえると、
今年(第4回)の試験問題は、昨年(第3回)の試験問題より難易度が低かった
と見なして差し支えないだろう。
だとすれば、今回は合格基準点(基本は60%=138点)が上方向に調整され、143点になったのもうなずける。
公認心理師試験は、合格基準点が第1回から第3回まで138点で変わらなかったので、今回の調整に驚いた人もいたようだが、毎年のように調整が行なわれる社会福祉士や精神保健福祉士の試験を見ていた私からすれば、むしろ調整があったほうが自然に感じる。年ごとに試験問題の難易度の差があるのに、合格基準点を一定にしてしまうと、試験の公平性が失われてしまうからである。
■事例問題は得点源
さて、問題を解きながら、午前の問題よりも午後の問題のほうが楽だと感じたが、それは点数に現れた(午前78点・午後90点)。
公認心理師試験は、知識問題が116問で各1点、事例問題が38問で各3点となっていて、知識問題:事例問題の点数比率が116:114とほぼ一対一になるように作られている(これは第4回までの実績であり、今後変更される可能性もあるが)。
予備校や受験塾の先生方が書いている講評を読むと、知識問題で足りない得点を、事例問題で補っている人が多いとある。私もご多分に漏れず、今回は知識問題の正答率が62%だったのに対し、事例問題が84%と好調だったので合格点を超えた(昨年の受験の時もそうだった)。
それを踏まえると、
この試験に落ちている人は、事例問題で点数を稼げていない
ということなのだろう。
区分Gの受験生にとっては事例問題は得点源になるだろう。現場の経験が生きるからである。実際の経験はなくても、普通の職場なら行なわれている研修(ハラスメント防止や引きこもり対応)で得た知識は使える。
■ごっつぁん問題・ばらけ問題
問題の各選択肢に対する回答の分布を見ていてわかったことがある。
ほとんどの人(90%以上)が正答を選ぶ問題がある・・・これをごっつぁん問題と呼ぶことにする。いわゆる楽勝問題というやつで、みんなにとっての得点源である。
その逆で、回答が各選択肢にばらけて、正答率が十数%という問題もある。これはばらけ問題と呼ぼう。これは難問であるがゆえに、正答がわからない人が多く、当てずっぽうに選んだ結果として、ばらばらに分布したと思われる。
その中間で、正答率が60%ぐらいというものもある。試験問題としては、これが理想なのだろうが、そういう問題を量産するのは難しいので、ごっつぁん問題とばらけ問題を混ぜ、その比率を調整することで試験全体の難易度を調整しているものと思われる。
同じ不正解であっても、ばらけ問題を外したときは「この問題がわからなかったのは私だけではない」と自分を慰められるし、ごっつぁん問題を外したときは、その問題の正答はちゃんと憶えておく必要があるということだ。
■公認心理師試験の難易度
以前、社会福祉士と精神保健福祉士と、国家試験の難易度を比べてみたことがある。
社会福祉士と精神保健福祉士の難易度
https://utsubotsu2.blog.ss-blog.jp/2021-03-12
結論は、あまり差はないが、精神保健福祉士試験のほうが少し難易度が低い(易しい)とした。PSWは精神保健の分野に特化していることと、2科目少ないというのがその根拠だった。
では、この二つの福祉士資格の試験と、公認心理師試験は、どちらが難易度が高いだろうか?
カリキュラムの共通性が少ないから、そういった面から比較はできないし、受験する人の層も違うだろう。私自身の受験体験と、今回のチャレンジを元にして考えるしかない。
合格基準に達する点数を取る、という観点からすれば、
社会福祉士試験・精神保健福祉士試験・公認心理師試験の間に、難易度の大きな差はない
というのが私の結論である。もちろん、これは今回も含めた各試験での自分の得点、という限られた根拠から導いた結論にすぎないのであるが。
第4回の試験について、はたまた職能団体の分裂や上位民間資格について、書きたいことはあるが、それはまた次回。おそらく来年になってしまうだろう。
第4回公認心理師試験問題にチャレンジ(午後編) [心理の資格]
2021年9月19日に実施された「第4回公認心理師試験」の試験問題にチャレンジする企画。前回の午前編に続き、今回は午後の問題にチャレンジ。
問78 秘密保持義務違反
① × 自傷他害の恐れ
② × 児童虐待の通報
③ × 情報共有の範囲内
④ × 自傷他害の恐れ
消去法で → ⑤ ○(96%)
問79 遊戯療法
これだけの情報で、どこから手を着けるかだが・・・。⑤ソーシャル・スキルの問題と言いたくなるが、お布団に入ってくるお父さんという設定がリアルの反映だったりするとたいへんなので、最も優先的に考慮するべきなのは → ③父親の行動 ○(95%)
問80 療養上の世話又は診療の補助を行う業種
看護師以外に候補がない → ① ○(92%) 午後の問題のほうがラクな感じがしてきた
問81 エリスが創始した心理療法
エリスって誰? まあ①か④だろうなあ。カンで → ④論理情動行動療法 ○(72%)
意外と当る
問82 観察効果
なんだっけ? ホーソン効果?
選択肢についてはサッパリ知識がないが、t検定は一個しかないから除外して、観察者がいる群・いない群と分けた上で、各群のなかで二種類の作業をさせているので、「被験者間」でも「被験者内」でもなく、①の「混合」かな。2要因だと思うので④は無視する。
→ ① ○(12.4%) 皆様の解答がたいへんばらけております。
問83 バランス
バランスを取るためのものだと思うのだが、それを何と呼ぶか・・知識がないなりに考えてみると、②バランス化というのはもっともらしいが、動詞として使うとき変な感じがするので、④を選んでおく → ④
×正答は⑤カウンターバランス(56%)
問84 色覚の反対色過程
①中心窩と③桿体細胞は、目の構造のことだから除外。⑤の色覚異常のことは関係ないだろう。②残効と④恒常性が残るが、たしか②という話が高校の生物の授業であったようななかったような・・・ → ② ○(37%) これも解答ばらけ問題。
問85 フレーミング
① × 連言ではないだろう
② × あらかじめ確証があるわけではない
③ × 何かにアンカーしているわけでもない
④ ?
⑤ ?
⑤のヒューリスティックも違う気がするので、消去法で → ④ ○(52%)
表現を変えるための「リフレーミング」という言葉があったな
問86 認知言語学
お手上げ。あてずっぽうで →⑤ ×正答は②(40%)
あてずっぽうは外れました
問87 マズローの欲求段階説
生理的欲求が一番下になってる図を見た気がする → ③ ○(84%)
問88 感情理論
さっぱりわからん。⑤末梢と④中枢があるけれど、両方取って → ③2要因説 ○(44%) やったあ、当ったぁ!
問89 情動について
情動と感情ってどう違うんだっけ?
① ? 下垂体後葉ではなかったような
② × 不可逆ではないだろう
③ × 不快な感情に限らないだろう
④ × 情動失禁とは感情が失われた状態ではないはず
⑤ ? ミラーニューロンと感情の関係ってあったかな
ミラーニューロンは共感に関係するって話があったような気がするので⑤にしておく → ⑤ ○(29%) ばらけてますが、さすがに③を選んだ人は少ない
問90 親密な対人関係
えー、わかんない。それっぽい名前の①社会的絆理論にしとくか → ①
×正答は③社会的交換理論(17%)
大外れ! たた僕と同じ①を選んだ人が57%もいたという事実には慰められる
問91 道徳性発達理論
知識がない。お菓子をくれるのは報酬であろうから → ⑤報酬と取引への志向性 ○(79%)
問92 サクセスフルエイジング
下流老人になりそうな自分には縁がない言葉
①防衛機制と②ライフイベントは違うだろう。③④⑤のどれか・・・④のタイプAってなんだろうな・・。ソーシャル・コンボイってのも知らないが、なんとなくこれが良さそう → ③ ○(78%)
問93 ICF国際生活機能分類
意外と難しいな
① ? 妊娠や加齢は除かれるのか?
② × 社会的モデルじゃなったかな
③ × 能力障害だけでなく環境側にも問題があるという
④ ? プラス面も加味して分類
⑤ × 相互に関係しているはず
①と④とで悩む。社会福祉士としてはICFを間違えると恥ずかしいので焦る。しかし分からない。えいやっとカンで → ④ ○(73%) ふー、正答できて良かった。助かった。
問94 ベイトソンの二重拘束
ダブルバインドは確か⑤メタ・コミュニケーションだったような曖昧な記憶が → ⑤ ○(35%) ばらけ問題
問95 手話による知能検査
知能検査は中学の時に受けた経験があるだけだが・・・②類似には発語が関係しそうなのでカンで → ② ○(42%) カンが冴えてます
問96 認知行動療法の拡張
CBTの問題は午前にも出たな。知識はないが、回答に統一性を持たせるために → ⑤ACT
×正解は①スキーマ療法(11.3%) 実に58%の人が僕と同じ⑤を選んだ
問97 心理療法の効果検証
→ ③ランダム化比較試験 ○(40%) ばらけてます
問98 アルツハイマー
① × 徘徊は初期ではないような
② × 錐体外路症状は統合失調症の薬の副作用
③ × 着脱衣の困難はかなり進行してからでしょう
④ × 昔のことは憶えているんじゃなかったっけ
消去法で → ⑤同じ話の繰り返し ○(78%)
問99 教育評価
さっぱりわかんねー。→ ① ×正答は④(11%)
最多回答は⑤55%で、解答速報に⑤を載せた先生方もいらした。捨てるべき問題もあるってことで。
問100 情状鑑定
聞いたことのない単語。カンで → ⑤ ×正答は④(56%)
問101 ストレスチェック
ストレスチェックについては何も知らない。
① × 義務を負うとすれば産業医ではなく使用者
② × 派遣元ではなく派遣先が義務を負うのじゃないかな
③ × 事前に全員から同意は要らなそう
④ × 2年に1回は少なすぎる気がする
⑤ ?
消去法で → ⑤ ×正答は②(58%)
これは常識なのか。憶えておこう。
問102 動機づけ理論
知識なし。なんかもっともらしいのは①なので → ① ×正答は④期待理論では、管理監督者の期待が高いほど、労働者の動機づけが高まると考える(32%)
自分が間違えた問題の回答がばらけていると慰めらる。
問103 メニエール
ヒツジの品種でそんな名前のがあったような・・・。
① × 一過性ではないだろう
② × 耳鳴りを伴う場合もありそう
③ × 持続時間が長いのもあるんじゃないかな
④ ?
⑤ × 過換気がきっかけの目まいは聞いたことが亡い
消去法で → ④ ×正答は②(75%) ありゃま
ヒツジの品種はメリノー種(角があるやつね)
問104 統合失調症
① × 睡眠欲求はナルコプレシー
② ○ 思考伝搬
③ × 頑ななこだわりは自閉症
④ × フラッシュバックはPTSD
⑤ × 不合理と理解しているなら強迫性障害
→ ② ○(96%) 五問連続不正解だったが、ごっつぁん問題で正答
問105 依存症
依存を生じやすいのはベンゾの一択 → ⑤ ○(83%)
問106 抗認知症薬であるドネペジルが阻害するもの
なんだっけ、認知症ってアセチルコリンが溜まるんだっけ?
じゃ → ④で ○(50%) ややばらけ気味の問題
問107 児童福祉法に定められていること
難しいな。他の法律で定められているものとは区別しろってことだな。これはかなり古い法律だったはず。だとすると③の貧困対策あたりかな。
→ ③ ×正答は④児童福祉施設における体罰の禁止(45%)
問108 少年法
① ○ あってそうな気がする
② × 少年院行きは刑事処分なのでは
③ × 刑罰の対象とならなくても審判の対象にはなり得るのでは
④ × 刑罰法令には限らないのでは
⑤ × 12才以下は違うような
いずれもうろ覚えだが、でも消去法で → ① ×正答は⑤(49%)
問109 同意の不要な個人情報
なんとなく → ④ ×正答は③法令に基づく場合(19%)
④を選んだ人が実に74%。
問110 チームアプローチ
不適切そうなのは⑤しか無さそう → ⑤ ○(98%) ごっつぁんです!
問111 認知的不協和
認知的不協和って何だっけ? わかんないので、カンで → ②
×正答は①顕示的消費(17%) これは回答が見事にばらけています。
問112 味覚
辛いというのは痛覚だったかも → ② ○(60%)
問113 インフォームドコンセント
情報を伏せてはいけない → ④ ○(92%)
問114 アウトリーチ
④ストレングスの強化はアウトリーチとは無関係だろう → ④ ○(84%)
問115 心身症
心身症は体の症状がでることを言うんだっけ? だとすると、⑤は精神的な症状だけみたいな名前なので → ⑤ ○(52%)
問116 災害支援者のストレス対策
話したくないことを無理に話させるのはまずいでしょ → ⑤ ○(98%)
問117 悲嘆セラピー
ワーデンについては知らないが・・・③だけ他と毛色が違う → ③ ○(62%)
問118 児童の緊急一時保護
① ○ 保護者に被虐待歴があるからといって緊急一時保護の要件にはならないだろう
② 以下略
なんか常識で解けた気がする→ ① ○(94%)
問119 学習障害
細かいことは知らないが、常識で考えて、
① × 対象となる
② × 特定の領域で成績が低くなり得る
③ ○ 計画の立案困難だとは限らないでしょう
④ × 検査の対象となり得るでしょう
⑤ × ②と同様
消去法で③かな → ③ ○(80%)
問120 医療観察法
④の「退院は、入院施設の管理者が決定する」ってのは、社会復帰調整官や法律家の出番がない気がするので、これかな → ④ ○(63%)
問121 うつ病で減退しないもの
罪責感は増えるでしょ → ③ ○(92%)
問122 いじめ防止プログラム
いじめ事象の聞き取りをやるのはリスクでは → ② ×正答は③終了後に形成的評価(38%)
問123 倫理的ジレンマ
知識はないが、ジレンマが強まりそうなのは①しかなさそう → ① ○(92%)
問124 知覚の特徴
① × 欠損情報の補足は行なわれる
② × 継続した刺激には慣れるだろう
③ ○ 一つの刺激から複数の感覚を得る場合もある
④ ?
→ ③ ○(93%)
問125 研究倫理
① × 偏りを生む
② ○ インフォームドコンセントは必要
③ × 多重関係って、この説明とは違う意味な気がする
④ × 対象者の情報は個人情報でもあり得る
→ ② ○(78%)
問126 アルコール依存症
① × 不安障害との併存は多い
② ? 生涯自殺率は知らない
③ × せん妄になり得る
④ ? ビタミン注射はするけどB1だったかなぁ
②と④と判断つかないので → ④で ○(76%)
間違えなくて良かった
問127 大学生の学生相談
知らんし。
① ? 対人関係の悩みと学生生活の展開という言葉がなんか結びついていない
② ? 無力感と自分らしさもへんな対応関係
③ ? 卒業期に研究生活への違和感ってのは遅いのでは?
④ ○ まあ、これがいちばんしっくりくるかな
→ ④ ×正答は②(45%) ①を選んだ人が43%と多し
問128 自己効力感
わかんないので一番それっぽい①モデリング → ① ○(57%) 当たりました!
問129 心理検査結果
④が明らかに不適切 → ④ ○(97%)
問130 多様な働き方
①パートタイム労働者を正規雇用へ移行する制度ってのは、正規雇用に集約させるので多様性に反する → ① ○(83%)
問131 学校教育
① ? こども園って、学校教育法だっけ? 違うでしょ
② ○ 学習指導要領はる教育内容の標準
③ ○ 教育基本法は憲法の精神を・・・
④ ○ 学校保健安全法
自信はないが消去法で → ① ○(70%)
問132 ケース・フォーミュレーション
ケース・フォーミュレーション・・・初めて聞く言葉!
① ×
② ○
③ ?
④ × 仮説だけではない気がする
⑤ × 修正はありうるという話のほうが多いので
→ ①と③ ×正答は②と④(98%と82%)
転記ミスをしていなくても不正解だったか
問133 感染症予防
① ○ 全ての患者との接触において適用
② ? 防護具を脱ぐときは、手袋を最後
③ × 手洗いや手指の消毒は、省略しちゃだめでしょ
④ × 電子カルテ端末を使うときも手袋を外しちゃダメ
⑤ ? 防護具は、ナースステーション内で着脱
②の手袋が最後には疑問が残るので、→ ①と⑤
×正答は①と④(78%と27%) ②を選んだ人が83%
問134 社会的養護
①と④は間違いないだろう。③と⑤は×。②は知識がないから無視。
→ ①と④ ×正答は④と⑤(85%と40%)
なるほどパーマネンシとはそういう概念だったのか。
問135 パニック発作
実際に経験したのは②と⑤です → ②と⑤ ×正答は③と⑤(74%と98%)
当事者が間違える典型的な例
問136 事例:BPD
いかにもボーダーなエピソードばかりなので → ③ ○(90%) 事例はいきなり、ごっつぁん問題!
問137 事例:喫煙
先行事象→標的行動→結果事象、という理解でよろしいのだろうか?
だとすれば、タバコを吸った後に起こりうることは③の同僚と話をするかな。
先行事象→結果事象→標的行動ということなら、①喫煙所に入るかもしれないが・・・たぶん違う
→ ③ ○(10%) ばらけ問題
問138 事例:心理検査
心理検査の点数が出てくると、当てずっぽうにならざるを得なくなるが、エピソードと矛盾しないのは①顕在性不安かな
→ ① ○(66%) 心理検査の知識はないが、文脈から正解へたどりついた
問139 事例:教師へのコンサル
コンサルとしては②の必要があるか → ② ○(88%)
問140 事例:認知症
→ ②歩行障害かな ○(60%)
問141 事例:子どもに対する行動療法
どーすりゃいいんだ、こういうときは・・・ちょっと過酷な気がするが③エクスポージャーか?
→ ③ ○(72%) そうかエクスポージャーなのか
問142 事例:抑うつ状態
死なれると困るので②希死念慮
→ ② ○(87%) ニアリーごっつぁん問題
問143 事例:PTSD
⑤は不適切ではない気がする。④の他の消防士との参加できるものは必要だが「デブリーフィング」って何だろう、この言葉は適切なのか?
迷いはあるが → ④で ×正答は⑤(65%)
デブリーフィングは正しい用語であったが、⑤が先なのか。間違えて悔しい。
問144 事例:トラウマ
① × 発達障害という文脈ではない
② ? 曖昧な喪失って、えーと、行方不明で生きているか死んでいるか分からないって話?
③ ? 心理的リアクタンスって何?
④ ? トラウマには違いないだろう
⑤ × 愛着とは関係なさそう
とりあえず → ④ ○(93%) 意外とごっつぁん問題だった。
問145 事例:児童養護
① ×
② × 里親委託は解決になることもありそうだが、いきなりそこではなさそう
③ × 自分を理解して貰えない、という悩みとは違う
④ ×
⑤ ?
決め手に欠くが消去法で → ⑤ ○(94%)
問146 事例:いじめ
最初に確認すべきこと・・・イジメ対応だとすると⑤かな → ⑤
×正答は②(19%)
74%の人が⑤を選んだが、いきなり②ですか・・・⑤という速報を出した先生もいた。しかしいじめ対応の基本は②なのか。
問147 事例:荒れた学級
SSTかなぁ → ⑤ ○(66.1%)
問148 事例:裁判員
知識がない。しかし④は禁止事項なのかな。⑤は冷たすぎる印象。②③は自責の念を強めそう。消去法で → ① ○(67%)
問149 事例:睡眠薬を飲んだあとの異常行動
②せん妄でしょ → ② ○(97%) 事例はごっつぁん問題が多い。
問150 事例:
① × 本人の了解を取るのはオーケー
② ○ 引きこもりの原因を断じてはいけない
③ × エンパワメントはオーケー
④ × 精神障害の視点をもつのは大切
⑤ × チームであたることは必要
→ ② ○(97%) ごっつぁん問題連続!
問151 事例:睡眠不足
寝だめはいかんですね。私はしょっちゅうですけど。
→ ⑤でしょ ○(97%) ごっつぁん問題三連続!
問152 事例:場面緘黙
⑤は数少ない交流機会を減らしてしまう → ⑤ ○(99%) 四連続!
問153 事例:遁走と健忘
① × 安全確保は必要
② ○ 健忘の解消を焦る必要は無いのでは
③ × 器質性疾患の検査は必要そう
④ × 葛藤はあるでしょ
→ ② ○(96%) 五連続!
問154 事例:養育意思なし
この問題は話題になったので、事前に知識が入ってしまった。
① ○
② ○
③ × 乳児は無理
④ × 乳児は無理
⑤ × 母子セットで入るところだし
→ ①と② ○(94%と40%)
問78 秘密保持義務違反
① × 自傷他害の恐れ
② × 児童虐待の通報
③ × 情報共有の範囲内
④ × 自傷他害の恐れ
消去法で → ⑤ ○(96%)
問79 遊戯療法
これだけの情報で、どこから手を着けるかだが・・・。⑤ソーシャル・スキルの問題と言いたくなるが、お布団に入ってくるお父さんという設定がリアルの反映だったりするとたいへんなので、最も優先的に考慮するべきなのは → ③父親の行動 ○(95%)
問80 療養上の世話又は診療の補助を行う業種
看護師以外に候補がない → ① ○(92%) 午後の問題のほうがラクな感じがしてきた
問81 エリスが創始した心理療法
エリスって誰? まあ①か④だろうなあ。カンで → ④論理情動行動療法 ○(72%)
意外と当る
問82 観察効果
なんだっけ? ホーソン効果?
選択肢についてはサッパリ知識がないが、t検定は一個しかないから除外して、観察者がいる群・いない群と分けた上で、各群のなかで二種類の作業をさせているので、「被験者間」でも「被験者内」でもなく、①の「混合」かな。2要因だと思うので④は無視する。
→ ① ○(12.4%) 皆様の解答がたいへんばらけております。
問83 バランス
バランスを取るためのものだと思うのだが、それを何と呼ぶか・・知識がないなりに考えてみると、②バランス化というのはもっともらしいが、動詞として使うとき変な感じがするので、④を選んでおく → ④
×正答は⑤カウンターバランス(56%)
問84 色覚の反対色過程
①中心窩と③桿体細胞は、目の構造のことだから除外。⑤の色覚異常のことは関係ないだろう。②残効と④恒常性が残るが、たしか②という話が高校の生物の授業であったようななかったような・・・ → ② ○(37%) これも解答ばらけ問題。
問85 フレーミング
① × 連言ではないだろう
② × あらかじめ確証があるわけではない
③ × 何かにアンカーしているわけでもない
④ ?
⑤ ?
⑤のヒューリスティックも違う気がするので、消去法で → ④ ○(52%)
表現を変えるための「リフレーミング」という言葉があったな
問86 認知言語学
お手上げ。あてずっぽうで →⑤ ×正答は②(40%)
あてずっぽうは外れました
問87 マズローの欲求段階説
生理的欲求が一番下になってる図を見た気がする → ③ ○(84%)
問88 感情理論
さっぱりわからん。⑤末梢と④中枢があるけれど、両方取って → ③2要因説 ○(44%) やったあ、当ったぁ!
問89 情動について
情動と感情ってどう違うんだっけ?
① ? 下垂体後葉ではなかったような
② × 不可逆ではないだろう
③ × 不快な感情に限らないだろう
④ × 情動失禁とは感情が失われた状態ではないはず
⑤ ? ミラーニューロンと感情の関係ってあったかな
ミラーニューロンは共感に関係するって話があったような気がするので⑤にしておく → ⑤ ○(29%) ばらけてますが、さすがに③を選んだ人は少ない
問90 親密な対人関係
えー、わかんない。それっぽい名前の①社会的絆理論にしとくか → ①
×正答は③社会的交換理論(17%)
大外れ! たた僕と同じ①を選んだ人が57%もいたという事実には慰められる
問91 道徳性発達理論
知識がない。お菓子をくれるのは報酬であろうから → ⑤報酬と取引への志向性 ○(79%)
問92 サクセスフルエイジング
下流老人になりそうな自分には縁がない言葉
①防衛機制と②ライフイベントは違うだろう。③④⑤のどれか・・・④のタイプAってなんだろうな・・。ソーシャル・コンボイってのも知らないが、なんとなくこれが良さそう → ③ ○(78%)
問93 ICF国際生活機能分類
意外と難しいな
① ? 妊娠や加齢は除かれるのか?
② × 社会的モデルじゃなったかな
③ × 能力障害だけでなく環境側にも問題があるという
④ ? プラス面も加味して分類
⑤ × 相互に関係しているはず
①と④とで悩む。社会福祉士としてはICFを間違えると恥ずかしいので焦る。しかし分からない。えいやっとカンで → ④ ○(73%) ふー、正答できて良かった。助かった。
問94 ベイトソンの二重拘束
ダブルバインドは確か⑤メタ・コミュニケーションだったような曖昧な記憶が → ⑤ ○(35%) ばらけ問題
問95 手話による知能検査
知能検査は中学の時に受けた経験があるだけだが・・・②類似には発語が関係しそうなのでカンで → ② ○(42%) カンが冴えてます
問96 認知行動療法の拡張
CBTの問題は午前にも出たな。知識はないが、回答に統一性を持たせるために → ⑤ACT
×正解は①スキーマ療法(11.3%) 実に58%の人が僕と同じ⑤を選んだ
問97 心理療法の効果検証
→ ③ランダム化比較試験 ○(40%) ばらけてます
問98 アルツハイマー
① × 徘徊は初期ではないような
② × 錐体外路症状は統合失調症の薬の副作用
③ × 着脱衣の困難はかなり進行してからでしょう
④ × 昔のことは憶えているんじゃなかったっけ
消去法で → ⑤同じ話の繰り返し ○(78%)
問99 教育評価
さっぱりわかんねー。→ ① ×正答は④(11%)
最多回答は⑤55%で、解答速報に⑤を載せた先生方もいらした。捨てるべき問題もあるってことで。
問100 情状鑑定
聞いたことのない単語。カンで → ⑤ ×正答は④(56%)
問101 ストレスチェック
ストレスチェックについては何も知らない。
① × 義務を負うとすれば産業医ではなく使用者
② × 派遣元ではなく派遣先が義務を負うのじゃないかな
③ × 事前に全員から同意は要らなそう
④ × 2年に1回は少なすぎる気がする
⑤ ?
消去法で → ⑤ ×正答は②(58%)
これは常識なのか。憶えておこう。
問102 動機づけ理論
知識なし。なんかもっともらしいのは①なので → ① ×正答は④期待理論では、管理監督者の期待が高いほど、労働者の動機づけが高まると考える(32%)
自分が間違えた問題の回答がばらけていると慰めらる。
問103 メニエール
ヒツジの品種でそんな名前のがあったような・・・。
① × 一過性ではないだろう
② × 耳鳴りを伴う場合もありそう
③ × 持続時間が長いのもあるんじゃないかな
④ ?
⑤ × 過換気がきっかけの目まいは聞いたことが亡い
消去法で → ④ ×正答は②(75%) ありゃま
ヒツジの品種はメリノー種(角があるやつね)
問104 統合失調症
① × 睡眠欲求はナルコプレシー
② ○ 思考伝搬
③ × 頑ななこだわりは自閉症
④ × フラッシュバックはPTSD
⑤ × 不合理と理解しているなら強迫性障害
→ ② ○(96%) 五問連続不正解だったが、ごっつぁん問題で正答
問105 依存症
依存を生じやすいのはベンゾの一択 → ⑤ ○(83%)
問106 抗認知症薬であるドネペジルが阻害するもの
なんだっけ、認知症ってアセチルコリンが溜まるんだっけ?
じゃ → ④で ○(50%) ややばらけ気味の問題
問107 児童福祉法に定められていること
難しいな。他の法律で定められているものとは区別しろってことだな。これはかなり古い法律だったはず。だとすると③の貧困対策あたりかな。
→ ③ ×正答は④児童福祉施設における体罰の禁止(45%)
問108 少年法
① ○ あってそうな気がする
② × 少年院行きは刑事処分なのでは
③ × 刑罰の対象とならなくても審判の対象にはなり得るのでは
④ × 刑罰法令には限らないのでは
⑤ × 12才以下は違うような
いずれもうろ覚えだが、でも消去法で → ① ×正答は⑤(49%)
問109 同意の不要な個人情報
なんとなく → ④ ×正答は③法令に基づく場合(19%)
④を選んだ人が実に74%。
問110 チームアプローチ
不適切そうなのは⑤しか無さそう → ⑤ ○(98%) ごっつぁんです!
問111 認知的不協和
認知的不協和って何だっけ? わかんないので、カンで → ②
×正答は①顕示的消費(17%) これは回答が見事にばらけています。
問112 味覚
辛いというのは痛覚だったかも → ② ○(60%)
問113 インフォームドコンセント
情報を伏せてはいけない → ④ ○(92%)
問114 アウトリーチ
④ストレングスの強化はアウトリーチとは無関係だろう → ④ ○(84%)
問115 心身症
心身症は体の症状がでることを言うんだっけ? だとすると、⑤は精神的な症状だけみたいな名前なので → ⑤ ○(52%)
問116 災害支援者のストレス対策
話したくないことを無理に話させるのはまずいでしょ → ⑤ ○(98%)
問117 悲嘆セラピー
ワーデンについては知らないが・・・③だけ他と毛色が違う → ③ ○(62%)
問118 児童の緊急一時保護
① ○ 保護者に被虐待歴があるからといって緊急一時保護の要件にはならないだろう
② 以下略
なんか常識で解けた気がする→ ① ○(94%)
問119 学習障害
細かいことは知らないが、常識で考えて、
① × 対象となる
② × 特定の領域で成績が低くなり得る
③ ○ 計画の立案困難だとは限らないでしょう
④ × 検査の対象となり得るでしょう
⑤ × ②と同様
消去法で③かな → ③ ○(80%)
問120 医療観察法
④の「退院は、入院施設の管理者が決定する」ってのは、社会復帰調整官や法律家の出番がない気がするので、これかな → ④ ○(63%)
問121 うつ病で減退しないもの
罪責感は増えるでしょ → ③ ○(92%)
問122 いじめ防止プログラム
いじめ事象の聞き取りをやるのはリスクでは → ② ×正答は③終了後に形成的評価(38%)
問123 倫理的ジレンマ
知識はないが、ジレンマが強まりそうなのは①しかなさそう → ① ○(92%)
問124 知覚の特徴
① × 欠損情報の補足は行なわれる
② × 継続した刺激には慣れるだろう
③ ○ 一つの刺激から複数の感覚を得る場合もある
④ ?
→ ③ ○(93%)
問125 研究倫理
① × 偏りを生む
② ○ インフォームドコンセントは必要
③ × 多重関係って、この説明とは違う意味な気がする
④ × 対象者の情報は個人情報でもあり得る
→ ② ○(78%)
問126 アルコール依存症
① × 不安障害との併存は多い
② ? 生涯自殺率は知らない
③ × せん妄になり得る
④ ? ビタミン注射はするけどB1だったかなぁ
②と④と判断つかないので → ④で ○(76%)
間違えなくて良かった
問127 大学生の学生相談
知らんし。
① ? 対人関係の悩みと学生生活の展開という言葉がなんか結びついていない
② ? 無力感と自分らしさもへんな対応関係
③ ? 卒業期に研究生活への違和感ってのは遅いのでは?
④ ○ まあ、これがいちばんしっくりくるかな
→ ④ ×正答は②(45%) ①を選んだ人が43%と多し
問128 自己効力感
わかんないので一番それっぽい①モデリング → ① ○(57%) 当たりました!
問129 心理検査結果
④が明らかに不適切 → ④ ○(97%)
問130 多様な働き方
①パートタイム労働者を正規雇用へ移行する制度ってのは、正規雇用に集約させるので多様性に反する → ① ○(83%)
問131 学校教育
① ? こども園って、学校教育法だっけ? 違うでしょ
② ○ 学習指導要領はる教育内容の標準
③ ○ 教育基本法は憲法の精神を・・・
④ ○ 学校保健安全法
自信はないが消去法で → ① ○(70%)
問132 ケース・フォーミュレーション
ケース・フォーミュレーション・・・初めて聞く言葉!
① ×
② ○
③ ?
④ × 仮説だけではない気がする
⑤ × 修正はありうるという話のほうが多いので
→ ①と③ ×正答は②と④(98%と82%)
転記ミスをしていなくても不正解だったか
問133 感染症予防
① ○ 全ての患者との接触において適用
② ? 防護具を脱ぐときは、手袋を最後
③ × 手洗いや手指の消毒は、省略しちゃだめでしょ
④ × 電子カルテ端末を使うときも手袋を外しちゃダメ
⑤ ? 防護具は、ナースステーション内で着脱
②の手袋が最後には疑問が残るので、→ ①と⑤
×正答は①と④(78%と27%) ②を選んだ人が83%
問134 社会的養護
①と④は間違いないだろう。③と⑤は×。②は知識がないから無視。
→ ①と④ ×正答は④と⑤(85%と40%)
なるほどパーマネンシとはそういう概念だったのか。
問135 パニック発作
実際に経験したのは②と⑤です → ②と⑤ ×正答は③と⑤(74%と98%)
当事者が間違える典型的な例
問136 事例:BPD
いかにもボーダーなエピソードばかりなので → ③ ○(90%) 事例はいきなり、ごっつぁん問題!
問137 事例:喫煙
先行事象→標的行動→結果事象、という理解でよろしいのだろうか?
だとすれば、タバコを吸った後に起こりうることは③の同僚と話をするかな。
先行事象→結果事象→標的行動ということなら、①喫煙所に入るかもしれないが・・・たぶん違う
→ ③ ○(10%) ばらけ問題
問138 事例:心理検査
心理検査の点数が出てくると、当てずっぽうにならざるを得なくなるが、エピソードと矛盾しないのは①顕在性不安かな
→ ① ○(66%) 心理検査の知識はないが、文脈から正解へたどりついた
問139 事例:教師へのコンサル
コンサルとしては②の必要があるか → ② ○(88%)
問140 事例:認知症
→ ②歩行障害かな ○(60%)
問141 事例:子どもに対する行動療法
どーすりゃいいんだ、こういうときは・・・ちょっと過酷な気がするが③エクスポージャーか?
→ ③ ○(72%) そうかエクスポージャーなのか
問142 事例:抑うつ状態
死なれると困るので②希死念慮
→ ② ○(87%) ニアリーごっつぁん問題
問143 事例:PTSD
⑤は不適切ではない気がする。④の他の消防士との参加できるものは必要だが「デブリーフィング」って何だろう、この言葉は適切なのか?
迷いはあるが → ④で ×正答は⑤(65%)
デブリーフィングは正しい用語であったが、⑤が先なのか。間違えて悔しい。
問144 事例:トラウマ
① × 発達障害という文脈ではない
② ? 曖昧な喪失って、えーと、行方不明で生きているか死んでいるか分からないって話?
③ ? 心理的リアクタンスって何?
④ ? トラウマには違いないだろう
⑤ × 愛着とは関係なさそう
とりあえず → ④ ○(93%) 意外とごっつぁん問題だった。
問145 事例:児童養護
① ×
② × 里親委託は解決になることもありそうだが、いきなりそこではなさそう
③ × 自分を理解して貰えない、という悩みとは違う
④ ×
⑤ ?
決め手に欠くが消去法で → ⑤ ○(94%)
問146 事例:いじめ
最初に確認すべきこと・・・イジメ対応だとすると⑤かな → ⑤
×正答は②(19%)
74%の人が⑤を選んだが、いきなり②ですか・・・⑤という速報を出した先生もいた。しかしいじめ対応の基本は②なのか。
問147 事例:荒れた学級
SSTかなぁ → ⑤ ○(66.1%)
問148 事例:裁判員
知識がない。しかし④は禁止事項なのかな。⑤は冷たすぎる印象。②③は自責の念を強めそう。消去法で → ① ○(67%)
問149 事例:睡眠薬を飲んだあとの異常行動
②せん妄でしょ → ② ○(97%) 事例はごっつぁん問題が多い。
問150 事例:
① × 本人の了解を取るのはオーケー
② ○ 引きこもりの原因を断じてはいけない
③ × エンパワメントはオーケー
④ × 精神障害の視点をもつのは大切
⑤ × チームであたることは必要
→ ② ○(97%) ごっつぁん問題連続!
問151 事例:睡眠不足
寝だめはいかんですね。私はしょっちゅうですけど。
→ ⑤でしょ ○(97%) ごっつぁん問題三連続!
問152 事例:場面緘黙
⑤は数少ない交流機会を減らしてしまう → ⑤ ○(99%) 四連続!
問153 事例:遁走と健忘
① × 安全確保は必要
② ○ 健忘の解消を焦る必要は無いのでは
③ × 器質性疾患の検査は必要そう
④ × 葛藤はあるでしょ
→ ② ○(96%) 五連続!
問154 事例:養育意思なし
この問題は話題になったので、事前に知識が入ってしまった。
① ○
② ○
③ × 乳児は無理
④ × 乳児は無理
⑤ × 母子セットで入るところだし
→ ①と② ○(94%と40%)
第4回公認心理師試験問題にチャレンジ(午前編) [心理の資格]
2021年9月19日に実施された「第4回公認心理師試験」の試験問題と正答はこちらのページに発表されている。
第4回公認心理師試験(令和3年9月19日実施)合格発表
http://shinri-kenshu.jp/support/examination/examresults_2021.html
この問題に解いて、自己採点してみよう、と思ったのには理由がある。
自分の合格はフロック(まぐれ)だったのか。
時間の経過によって自分の実力が落ちるのか。
あるいは、試験問題の難易度が昨年とは変わるのか。
そんなことを判断する材料が欲しかったからだ。
なかなか時間が取れず、発表から一ヶ月以上遅れての取り組みになった。
時間は、本番と同じ4時間。ただし、連続して4時間の時間を割くことはできず、断続的に取り組んだ。
基本的に事前に問題も解答も見ていない。ただし、午後の最終問題(問154)だけは、先生方でも回答が割れる問題としてTwitterで話題になっていたので、妻との話のなかで話題にした。妻は何が正答なのかはすぐにわかったので、私も正答をあらかじめ知っていたことになる。他の問題は初見である。
ところで、それぞれの問題について、私の思考過程も記載したのは、
心理学をあまり学んだことがない区分Gの受験者が、
どういう思考で問題を解き、
どの問題に正答するのか
ということについて、関心を持つ人がいるかもしれない、と思ったからである。
正答の番号の表示のあとに(○○%)という表示があるのは、受験対策塾のプロロゴスのサイトで自分の回答を入力すると、他の人たちがどう回答したのか選択肢ごとの比率がわかる。正答を選んだ人の率を表示した。n=1400弱である。
問1 公認心理法について
① × 厚労省と文部省の共管のはず
② ○ 信用失墜行為による取り消しはあったはず
③ × 合格しただけではダメで、登録が必要
④ × 名称使用の停止を命じられるということはないはず
⑤ × 再登録には再合格が必要なのでは?
→ ③ ×正解は②(84%)
いきなり間違えている。しかも○×は合っているのに転記ミス。 マークミスには気をつけましょう
問2 自損行為の疑われる場合、緊急に確認の優先順位の「低い」のは?
① × 自分の意志かかどうか→何かの被害かどうかは重要じゃね?
② × 致死的な手段かどうか→救命のためには高いんじゃね?
③ ? 自殺の意図の有無
④ ○ 背景のストレス→緊急性は低いじゃね?
⑤ ? 致死性の予測があったか
自殺の意図や予測の有無の優先順位はわからないが、背景情報は緊急性はないから → ④ ○(81%)
問3 連携について
① × 「できるだけ連携しない」はない
② × 情報の取り扱いについての合意は必須
③ ○ 情報共有することについてクライアントから了承得るのは当然
④ × 共有範囲は学内に限らない
⑤ × 当然×
→ ③ ○(99%)
問4 「全体」や「場」を重んじ、集団力学誕生の契機となった心理学
さっぱりわからん。全体や場を重んじるという言葉から、テキトーに③と④を除外し、②も違う感じがするし、①は古そうなので、消去法で → ⑤(67%)
問5 代表値
暗算で合計が33で、5で割った答えが6.6だから、これは算術平均だろう → ③(49%)
問6 因子分析に適した回答形式
① ? 順位法
② × 一対比較法
③ × 自由回答法
④ ? 評定尺度法
⑤ × 文章完成法
そんなの知らねーし。とはいえ、③自由回答法と⑤文章完成法はないだろう。②一対比較法もなんかヘンだ。残るは①と④だが、④よりも①順位法のほうがなんとなく、因子分析に適した語感がある → ①
×正答は④(64%)
問7 ゲートコントロール理論の対象としていた感覚
うーむ、聞いたこともない言葉だ。だが、感覚の理論を作ろうとするなら、③痛覚と④触圧覚のどっちかだろうが、③は痛くて実験対象が嫌がりそうなので、→ ④
×正答は③痛覚(32%)
問8 大人の攻撃行動を見ていた子どもが同じ行動を獲得すること
① × 洞察学習
② ? モデリング
③ × 嫌悪条件づけ
④ ? シェイピング
⑤ × オペラント条件づけ
なんだっけ? 条件付けは多分違うな。「洞察」は要りそうにないので、②か③で、語感で②を選んでおく → ② ○(90%)
問9 ロジャーズのパーソナリティ理論
① ○ 自己概念
② × 精神-性発達
③ ? パーソナリティ特性を5因子で
④ × 内向型と外向型に分類
⑤ × 外向?内向と神経症傾向という2軸
ロジャーズは戦後のアメリカの人だった気がする。だから②④⑤を除外。③は新しすぎる感じがするので、消去法で → ① ○(66%)
問10 失語と失書について
① × 無理だと思う
② ? 海馬は記憶に関するところだっけ? なんか違う気が
③ ○ 消去法で自身はいないけどこれ
④ × 失読のみならともかく
⑤ × 無理だと思う
→ ③ ×正解は①(17%)
失書でも写字は保たれるんだ・・・
問11 集団のなかでの錯誤
②集合的無知・③集団凝集性・④少数者の影響は、どれも意味を知らないが字面から違う気がする。残るは①集団錯誤と⑤内集団バイアスだが、⑤のほうがよさげであるので → ⑤
×正答は②集合的無知(19%)
四割の人が①集団錯誤を選んだ。私と同じ⑤を選んだ人も三割弱。
問12 知覚の老化
① × いや、鈍感になるでしょ
② ? 閾値ではなく識別機能とな・・そんな話は聞いたことない感じ
③ × 高い音のほうが聞こえないし
④ ○ 老眼とは近いところが見えなくなること
⑤ × 暗順応が早くなるなんて聞いたことないぞ
→ ④ ×正答は②(29%)
確かに匂いが分からなってきているが・・・四割の人が④の老眼を選んだ
問13 DSM-5の神経発達症群
⑤ ○ 発達性協調運動症/発達性協調運動障害 の一択で ○(62%)
問14 DSM-5の心的外傷およびストレス因関連障害群
① × 適応障害
② ○ ためこみ症 ・・・PTSDが原因のものがため込み症だったはず
③ × 病気不安症
④ × 強迫症/強迫性障害
⑤ × 分離不安症/分離不安障害
→ ② ×正答は①(68%) 余計な知識が邪魔をしたか・・・。
問15 TEACCHの説明
① × 青年期まではやらんでしょ
② × 生活の構造化はやるんだっけ?
③ × 被虐待児に限定しないんじゃ?
④ ○ 統一的な手段だった気がする
⑤ × こどもに視覚的手段を使わないのは難しそう
なんか、小さい子の支援手段だった気がする → ④ ×正答は②(79%)
問16 脳損傷者に対する神経心理学的アセスメント
検査の略号はさっぱりわからん
① ?
② ?
③ ?
④ × 数唱は短期的な記憶の項目じゃなかったかな
⑤ ?
よくわかんないから感覚的に → ⑤ ○(16%)
意外と当るもんだ。回答が大変ばらけていて、皆さん当てずっぽうだったことが分かる。
問17 サリバンの参与観察
① × 中立的であろうとするなら参与しない方向で
② ○ 参与した影響を考慮する
③ × 主観に現れてくるイメージってのは主観的過ぎる感じ
④ × 標準化された検査をするなら参与の意味がないのでは
⑤ × いまここは別の人だった気がする
→ ② ○(75%)
問18 負の相補性
知らんし。相補性ってゆーからには、②は違うな。③も違う気がする。①⑤は「負」ということではあるが・・・。相補性という言葉からすると④か? → ④
×正答は⑤敵意の応報(58%)
問19 産後うつ病
① × 出産のストレスで双極性障害のうつ相がでることもあるんじゃないの?
② ? 有病率は知らんけど、10%はありそうな感じ
③ × マタニティー・ブルーとは違うだろう
④ ? スクリーニングの方法は知らない
⑤ × 重症例もありそうだから
②④が残ったが、あてずっぽうで → ② ○(54%)
問20 職場復帰支援
① × 特にそんなことはないはず
② ○ 確信はないが消去法でこれ
③ × ふつう休職時に説明するでしょ
④ × 元の部署に戻るかどうかは状況次第
⑤ × 連携について同意が不要とは言えないだろう
→ ② ○(90%)
問21 児童養護施設
知識はない。意外と②なのでは? → ② ○(45%)
三割以上の人が④在所児童年々増加を選んだ
問22 感覚運動学習
① × 効果は永続的でしょう
② × 児童期に限らないでしょう
③ ○ 連合学習っぽいから
④ × 次の選択肢に全習法があるので、休憩を入れることとは違いそう
⑤ × 課題によって違うんじゃないの?
→ ③ ○(81%)
問23 ユニバーサルデザイン
よくわからないが、シンボル化されたデザインもあるので → ⑤で
×正答は③焦点化(29%) 解答がばらけていて、⑤を選んだ人が32%と多かった
問24 保護観察所において生活環境の調整の開始時期
⑤の仮釈放が決まった時期じゃないの?→ ⑤
×正答は③矯正施設から身上調査書を受理した時点(27%)
問25 ホルモンの作用
① ○ メラトニンが足りないと不眠という話はあったような
② × インスリンを打つと血糖値が下がりそう
③ ?
④ × プロラクチンで男でも乳汁分泌とかあったような気がする
⑤ ?
→ ① ○(71%)
問26 くも膜下出血
⑤脳動脈瘤の破裂かなぁ → ⑤ ○(72%)
問27 アルコール健康障害について
① × コルサコフは末期症状
② × 意識混濁で幻覚はないでしょう
③ × 認知症は脳の器質変化を伴うはず
④ ○ 震せん譫妄は長期化しない
⑤ × フラッシュバックは関係ないでしょ
→ ④ ○(57%)
問28 Ⅰ型糖尿病の高校生
⑤やせる目的でインスリン量を減らすことは危険な気がする ○(89%)
問29 せん妄
① × 幼児もあるでしょ
② × 注意の障害ではなさそう
③ × 介護施設では夜にせん妄が多いと聞いた気がする
④ × 補聴器関係ないでしょ
⑤ ○ 消去法でこれかな
→ ⑤ ×正答は②(64%)
問30 特定健康診査と特定保健指導
何が「特定」なんだろう? 産業分野かもしれない。④を選んでおくか → ④
×正答は③76 歳以上は特定保健指導(12.4%)
④一定の有害な業務に従事する者を選んだ人が49%と多かった。みんなそう思うよね。
問31 医療提供施設
えーと、②介護老人保健施設の略称を老健と言うのじゃなかったかな。そして老健は病院のはず。
→② ○(42%) ①保健所と答えた人が三割
問32 財産管理などの能力が十分でない人の支援
ソーシャルワークを学ぶと必ず出てくる③成年後見制度 → ③ ○(98%)ごっつぁん問題
問33 時間外労働の上限規制
なんだっけ? よく憶えていない(労働者失格)ので⑤かな → ⑤
×正答は②年360時間まで(42%)
100時間ぐらい時間外で働く人がフツーにいる業界にいるもので、それがフツーかとおもてしまたー
問34 スーパービジョンについて「誤っているもの」
⑤スーパーバイジー自身の心理的問題は扱わない → ⑤ ○(94%)
問35 アドバンス・ケア・プランニングについて「誤っているもの」
なんすか、それ? 問題文を読んで判断するしかないか。
① × 何らかの記録は必要
② × 親しい友人が入ることもあるでしょう
③ × 患者の医師の変化への対応は必要
④ ○ 本人の意思の確認は必要なはず
⑤ × ACP説明として違和感はない
→ ④(82%)
問36 会話の公理について「誤っているもの」
知らん。②場の雰囲気に配慮する、だげが他と違っているので → ② ○(25%)
③を選んだ人が36%
問37 心理検査の目的として「不適切なもの」
① ? 自己理解や洞察を目的として検査して良いの?
② ○ 動機付け目的の検査はマズイっしょ
③ × 支援の手がかり
④ × 支援の方針決定
⑤ × セラピーを深める道具
①か②だろうけど、②で → ② ○(83%)
問38 PERMAの頭文字の意味
① P はポジティブな感情
② E は力を獲得すること
③ R は他者との良い関係
④ M は生きる意味
⑤ A は達成
さっぱりわかりましぇーん。なんとなく心理学っぽくないのが「生きる意味」かな → ④
×正答は②(20%) ばらけている。私と同じ④を選んだ人が四割と最多だった。
問39 医療倫理の4原則に「該当しないもの」
① ? 正義 なんか怪しい
② ○ 説明 インフォームドコンセントとかいうので
③ ○ 善行 ヒポクラテスの誓いみたいな
④ ○ 無危害 これは大前提
⑤ ○ 自律尊重 これは大前提
→ ①で ×正答は②(49%)
そーいえば、インフォームドコンセントは近年のものか
問40 子どもの権利条約に「含まれないもの」
②残余財産の分配を受ける権利、ってのはなかった気がする → ② ○(48%)
三割の人が⑤を選んでいる
問41 MMSE を実施・解釈し報告する際に「不適切なもの」
そもそもMMSEって何?
① × 実際の回答内容を報告書に書いても良い気がする
② × 緊張や意欲についても解釈に含めて良い気がする
③ × もしMMSEが認知症の検査なら、カットオフを上回ったのなら、そう書くべきでは?
④ × 失点した項目を含めても不適切とは言い切れないのでは
⑤ ? MMSEがどんな検査か知らないけれど、筆談による実施はマズいかも
→ ⑤で ×正答は③(94%)
問42 適性処遇交互作用について「誤っているもの」
知らんなー。④がそれっぽいかも → ④ ×正答は⑤他者の援助と学習者の問題解決との中間領域にみられる(58%)
問43 学校にピアサポート・プログラムを導入する目的として「不適切なもの」
③学校のカウンセリング・サービスの幅を広げる機会を提供、が他と異質な感じがするし、カウンセリングサービスのためのピササポートってのはまずい感じがする → ③
×正答は②公共性と無償性を学ぶ(54%)
問44 免疫担当細胞に「含まれないもの」
うーむ、③赤血球は免疫に関係なさそうな、自信ないけど → ③ ○(60%)
問45 犯罪被害者等基本法について「誤っているもの」
知識はないが、①3年間まで、という時限性は相応しくない気がする → ① ○(89%)
問46 インフォームド・コンセントの取得について
① × 公認心理師が考える最善の方針に導く → 本人の意志の尊重が必要
② ○ 深刻なリスクについては頻度が低くても情報を開示する → リスク開示は必要
③ × クライエントにとって難解なので最小限に → 丁寧に説明する必要がある
④ × 心理療法を拒否したときの負の結果については強調 → 何を強調するか恣意的に選んではマズイでしょ
→ ② ○(97%)ごっつぁん問題
問47 コンピテンシー
コンピテンシーってなんだっけ、どっかで聞いた気がするが・・・
ともあれ、知らない単語を問われたときは、問題文から判断するしかない。
① × 直観を優先 → 非科学的
② ○ 要支援者への関わり方や対応の在り方を自ら振り返って検討する。
③ × 文化的背景への配慮は必要
④ × 実践ができるようになってから職業倫理を学ぶんじゃ遅いでしょ
消去法で → ② ○(98%)これも、ごっつぁん問題だったのか
問48 ストレンジ・シチュエーション法
心理の教科書で読んだ記憶が・・・忘れた。③は違う感じ。あとはどれもありそう。テキトーに → ④で ○(77%)
問49 いじめ防止対策推進法
知識がない。③かなあ、こういう計画ってマクロからミクロに降ってくるもんね → ③
×正答は②学校は、いじめの防止に資するものとして、体験活動等の充実を図る(58%)
問50 心理的支援活動の理論化
① × なんとなく違う気がする
② ○ これかなあ
③ × 事例論文に統計は要らないかも
④ ? リフレクシヴィティって何だろう? 統計っぽい言葉じゃない気がする
→ ②で ○(64%)
問51 個人情報保護
① × 本人の同意があれば第三者に提供できる
② ○ 個人情報に該当する
③ × 符号化したデータも当然含まれるだろう
④ × 安全管理の義務はある
→ ② ○(97%) ごっつぁんです。
問52 職場でのセクハラ
① × 相談したことを理由にした不利益な扱いは禁止
② × 同意があれば職場の同僚の聞き取りはできそうな気がする
③ × 労働者にもありそうな感じの義務
④ ? 「他社から」というところがなんか怪しい
→ ④で ×正答は②職場の同僚の意見を聴取はできない(30%)
問53 要保護児童対策地域協議会
要対協か・・・詳しくは知らないなぁ。①は対象を限定しすぎてる感じ、②も機関を絞りすぎている感じ、④は幼児に対して本人の同意を求めるのは無理がある感じ。
→ 消去法で③と⑤ ○(87%と85%)
問54 マインドフルネス
おお、マインドフルネスって仏教のなんかだったような。が、「認知行動療法」はどれか、というんだから・・・CBTであるものを選ばんといけないのか。③の弁証法的行動療法はCBTの発展だった気がする。①を選びたい気もするが、内観療法は戦前成立で、CBTは戦後じゃなかったかな。⑤は名前がCBTっぽいな。
→ ③と⑤ ○(28%と69%) ①や④を選んだ人も多かった。つまりばらけたということ。
問55 子どもの貧困問題
① × 教育機会への影響は大きいだろう
② ○ 貧困と虐待のあいだには関係がありそうな感じ
③ × 子どもの貧困問題は顕在化しにくいだろう
④ ? 生活保護の受給率は低そう
⑤ ○ 生活保護家庭出身だと生活保護になりやすいというのはあるだろう
→ ②と⑤ ○(96%と71%) ごっつぁん問題!
問56 特別支援教育コーディネーター
④はカタい。あと一つはどれだろう・・・もう一つは①か⑤か・・・こればっかりは知識がないと。⑤の外部の専門機関が計画を作るってころがひっかかるので、①と④ ○(62%と99%)
三割の人が⑤外部の専門機関が作成した「個別の教育支援計画」に従い・・・を選んでいる
問57 司法場面での面接
① × 心的再現より事実関係のほうが必要だろう
② × 視点を変えずに本人視点でいいのでは?
③ × 順序関係は面接側が再構成すべき
④ ○ 確信が持てる内容が好ましい
⑤ ○ 矛盾をそのままにされると面接者が後でまとめるのに困る
→ ④と⑤ ×正解は①と②(46%と52%)
問58 仕事と治療の両立の支援
① × 忙しいときこそ配慮が必要
② ? 個別の個性も疾病の特性と同じぐらい需要だろう、たぶん
③ ○ 基本方針はすべての労働者に周知していいんじゃない
④ ? 本人からの申し出以前から取り組むべき
⑤ × 再発後も対象から除外されるべきではない
③は固いとして、②と④のどちらにするか悩ましい → ④と⑤で
×正答は①と②(46%と52%) ⑤を選んだ人が52%と最多だった。
業務繁忙が理由の時には配慮は不要って仕組みなのか。うーむ。
問59 相関係数とパス解析
説明変数って何だっけ・・。それはともかく、論理的に正しい答えは③だけなのでは → ③ ○(64%)
問60 事例:育児中の孤立した母親
→③でしょ ○(90%)
問61 事例:幼児
②自己抑制か③脱中心化だと思うのだが・・・知識がないからなぁ。②はいかにもな名称なので、ひっかけ選択肢だと判断して → 消去法で③
×正答は②自己抑制(62%)
このように事例問題と言いながら知識を問うている問題もある
問62 事例:抑うつ状態
抑うつ状態だろうから、背中を押す①と⑤はまずい。発達障害を疑うべき情報はないので④も除外。③の保護者への連絡より先に、②だろう → ② ○(96%) ごっつぁん問題
問63 事例・・なのか?:学会発表
明らかなデータの盗用でしょう → ① ○(95%) ごっつぁん問題連発!
問64 事例:災害支援
PTSDが疑われるので、①と②は不適切。④は心理師が受け合えることではない。対症療法としても③はないであろう。ということで無難という理由で → ⑤ ○(97%) ごっつぁん問題三連発!
問65 事例:認知症への介入
→ ②の一択で ○(93%) ごっつぁん問題四連発!
問66 事例:心理検査点数
検査の点数を評価する能力があれば一発で解ける問題だろうが・・・それがないのが悩ましい。点数は無視して、「認知症ではない」という文脈っぽいので、③と④を除外する。②と⑤は状況的に無理があるので、消去法で → ① ○(94%) ごっつぁん問題五連発!
問67 事例:学級運営
①はそういう心理用語があるのかも知らない。④のピグマリオン効果では説明が付かない。残りは②③⑤についてはいずれも知識がないが、名称から想像すると②が一番無難か → ②
×正答は⑤アンダーマイニング効果(71%)
問68 事例:アクティブラーニング
アクティブラーニングについては何も知らないが、人間関係の改善や相互理解という目的からすると、それに役立ちそうな選択肢は⑤かな → ⑤ ○(80%)
問69 事例:初回面接
よく分からないが、少年に対する初回面接なら、関係構築を優先するのが良さそうな感じ → ④
×正答は①特別遵守事項を設定する(20%) 皆さんの解答がばらけてます。
問70 事例:多様性
各選択肢についての知識はないが、多様性だから⑤かな → ⑤ ○(90%) おおー、ごっつぁんです!
問71 事例:組織コミットメント
ほにゃららコミットメントって何だっけ。規範的コミットメントという話が多かったような気がするので → ①
×正解は④存続的コミットメント(57%)
問72 事例:女性の心身の状態
① × 身体のほてりは更年期障害
② × 一人娘の就職による空の巣症候群
③ × これから何をして良いのか展望が持てない
④ × 料理を若い女性に教える
⑤ ?
消去法で → ⑤ ○(76%)
問73 事例:グリーフ
グリーフケアの観点からは「娘の死を思い出さないようにする活動」を勧めるのは不適切では? → ②で ○(58%)
問74 事例:自殺発生後の緊急支援
イジメの有無の調査は心理師の仕事ではないだろうから →④ ○(92%) 事例問題にごっつぁん問題が多い気がする
問75 事例:高齢者の万引き
いきなり窃盗症を疑うあたり①が不適切か →① ○(88%) 楽な事例問題多し
問76 事例:PTSDか他のなにかか
ああー、心理検査の結果の見方がわからないので、PTSDの可能性が高いのか低いのかわからない。たぶん、検査の結果と母親の陳述、本人の主張との間の齟齬が重要なポイントなので → ④ ○(67%) 三割の人が①PTSDを選んでいる
問77 事例:児童虐待への対処
①はAとの信頼関係を損なう。②も同様。③もリスクがある。→ ④と⑤だろう ○(92%と95%) これもごっつぁん問題
午後の問題に続きます。
第4回公認心理師試験(令和3年9月19日実施)合格発表
http://shinri-kenshu.jp/support/examination/examresults_2021.html
この問題に解いて、自己採点してみよう、と思ったのには理由がある。
自分の合格はフロック(まぐれ)だったのか。
時間の経過によって自分の実力が落ちるのか。
あるいは、試験問題の難易度が昨年とは変わるのか。
そんなことを判断する材料が欲しかったからだ。
なかなか時間が取れず、発表から一ヶ月以上遅れての取り組みになった。
時間は、本番と同じ4時間。ただし、連続して4時間の時間を割くことはできず、断続的に取り組んだ。
基本的に事前に問題も解答も見ていない。ただし、午後の最終問題(問154)だけは、先生方でも回答が割れる問題としてTwitterで話題になっていたので、妻との話のなかで話題にした。妻は何が正答なのかはすぐにわかったので、私も正答をあらかじめ知っていたことになる。他の問題は初見である。
ところで、それぞれの問題について、私の思考過程も記載したのは、
心理学をあまり学んだことがない区分Gの受験者が、
どういう思考で問題を解き、
どの問題に正答するのか
ということについて、関心を持つ人がいるかもしれない、と思ったからである。
正答の番号の表示のあとに(○○%)という表示があるのは、受験対策塾のプロロゴスのサイトで自分の回答を入力すると、他の人たちがどう回答したのか選択肢ごとの比率がわかる。正答を選んだ人の率を表示した。n=1400弱である。
問1 公認心理法について
① × 厚労省と文部省の共管のはず
② ○ 信用失墜行為による取り消しはあったはず
③ × 合格しただけではダメで、登録が必要
④ × 名称使用の停止を命じられるということはないはず
⑤ × 再登録には再合格が必要なのでは?
→ ③ ×正解は②(84%)
いきなり間違えている。しかも○×は合っているのに転記ミス。 マークミスには気をつけましょう
問2 自損行為の疑われる場合、緊急に確認の優先順位の「低い」のは?
① × 自分の意志かかどうか→何かの被害かどうかは重要じゃね?
② × 致死的な手段かどうか→救命のためには高いんじゃね?
③ ? 自殺の意図の有無
④ ○ 背景のストレス→緊急性は低いじゃね?
⑤ ? 致死性の予測があったか
自殺の意図や予測の有無の優先順位はわからないが、背景情報は緊急性はないから → ④ ○(81%)
問3 連携について
① × 「できるだけ連携しない」はない
② × 情報の取り扱いについての合意は必須
③ ○ 情報共有することについてクライアントから了承得るのは当然
④ × 共有範囲は学内に限らない
⑤ × 当然×
→ ③ ○(99%)
問4 「全体」や「場」を重んじ、集団力学誕生の契機となった心理学
さっぱりわからん。全体や場を重んじるという言葉から、テキトーに③と④を除外し、②も違う感じがするし、①は古そうなので、消去法で → ⑤(67%)
問5 代表値
暗算で合計が33で、5で割った答えが6.6だから、これは算術平均だろう → ③(49%)
問6 因子分析に適した回答形式
① ? 順位法
② × 一対比較法
③ × 自由回答法
④ ? 評定尺度法
⑤ × 文章完成法
そんなの知らねーし。とはいえ、③自由回答法と⑤文章完成法はないだろう。②一対比較法もなんかヘンだ。残るは①と④だが、④よりも①順位法のほうがなんとなく、因子分析に適した語感がある → ①
×正答は④(64%)
問7 ゲートコントロール理論の対象としていた感覚
うーむ、聞いたこともない言葉だ。だが、感覚の理論を作ろうとするなら、③痛覚と④触圧覚のどっちかだろうが、③は痛くて実験対象が嫌がりそうなので、→ ④
×正答は③痛覚(32%)
問8 大人の攻撃行動を見ていた子どもが同じ行動を獲得すること
① × 洞察学習
② ? モデリング
③ × 嫌悪条件づけ
④ ? シェイピング
⑤ × オペラント条件づけ
なんだっけ? 条件付けは多分違うな。「洞察」は要りそうにないので、②か③で、語感で②を選んでおく → ② ○(90%)
問9 ロジャーズのパーソナリティ理論
① ○ 自己概念
② × 精神-性発達
③ ? パーソナリティ特性を5因子で
④ × 内向型と外向型に分類
⑤ × 外向?内向と神経症傾向という2軸
ロジャーズは戦後のアメリカの人だった気がする。だから②④⑤を除外。③は新しすぎる感じがするので、消去法で → ① ○(66%)
問10 失語と失書について
① × 無理だと思う
② ? 海馬は記憶に関するところだっけ? なんか違う気が
③ ○ 消去法で自身はいないけどこれ
④ × 失読のみならともかく
⑤ × 無理だと思う
→ ③ ×正解は①(17%)
失書でも写字は保たれるんだ・・・
問11 集団のなかでの錯誤
②集合的無知・③集団凝集性・④少数者の影響は、どれも意味を知らないが字面から違う気がする。残るは①集団錯誤と⑤内集団バイアスだが、⑤のほうがよさげであるので → ⑤
×正答は②集合的無知(19%)
四割の人が①集団錯誤を選んだ。私と同じ⑤を選んだ人も三割弱。
問12 知覚の老化
① × いや、鈍感になるでしょ
② ? 閾値ではなく識別機能とな・・そんな話は聞いたことない感じ
③ × 高い音のほうが聞こえないし
④ ○ 老眼とは近いところが見えなくなること
⑤ × 暗順応が早くなるなんて聞いたことないぞ
→ ④ ×正答は②(29%)
確かに匂いが分からなってきているが・・・四割の人が④の老眼を選んだ
問13 DSM-5の神経発達症群
⑤ ○ 発達性協調運動症/発達性協調運動障害 の一択で ○(62%)
問14 DSM-5の心的外傷およびストレス因関連障害群
① × 適応障害
② ○ ためこみ症 ・・・PTSDが原因のものがため込み症だったはず
③ × 病気不安症
④ × 強迫症/強迫性障害
⑤ × 分離不安症/分離不安障害
→ ② ×正答は①(68%) 余計な知識が邪魔をしたか・・・。
問15 TEACCHの説明
① × 青年期まではやらんでしょ
② × 生活の構造化はやるんだっけ?
③ × 被虐待児に限定しないんじゃ?
④ ○ 統一的な手段だった気がする
⑤ × こどもに視覚的手段を使わないのは難しそう
なんか、小さい子の支援手段だった気がする → ④ ×正答は②(79%)
問16 脳損傷者に対する神経心理学的アセスメント
検査の略号はさっぱりわからん
① ?
② ?
③ ?
④ × 数唱は短期的な記憶の項目じゃなかったかな
⑤ ?
よくわかんないから感覚的に → ⑤ ○(16%)
意外と当るもんだ。回答が大変ばらけていて、皆さん当てずっぽうだったことが分かる。
問17 サリバンの参与観察
① × 中立的であろうとするなら参与しない方向で
② ○ 参与した影響を考慮する
③ × 主観に現れてくるイメージってのは主観的過ぎる感じ
④ × 標準化された検査をするなら参与の意味がないのでは
⑤ × いまここは別の人だった気がする
→ ② ○(75%)
問18 負の相補性
知らんし。相補性ってゆーからには、②は違うな。③も違う気がする。①⑤は「負」ということではあるが・・・。相補性という言葉からすると④か? → ④
×正答は⑤敵意の応報(58%)
問19 産後うつ病
① × 出産のストレスで双極性障害のうつ相がでることもあるんじゃないの?
② ? 有病率は知らんけど、10%はありそうな感じ
③ × マタニティー・ブルーとは違うだろう
④ ? スクリーニングの方法は知らない
⑤ × 重症例もありそうだから
②④が残ったが、あてずっぽうで → ② ○(54%)
問20 職場復帰支援
① × 特にそんなことはないはず
② ○ 確信はないが消去法でこれ
③ × ふつう休職時に説明するでしょ
④ × 元の部署に戻るかどうかは状況次第
⑤ × 連携について同意が不要とは言えないだろう
→ ② ○(90%)
問21 児童養護施設
知識はない。意外と②なのでは? → ② ○(45%)
三割以上の人が④在所児童年々増加を選んだ
問22 感覚運動学習
① × 効果は永続的でしょう
② × 児童期に限らないでしょう
③ ○ 連合学習っぽいから
④ × 次の選択肢に全習法があるので、休憩を入れることとは違いそう
⑤ × 課題によって違うんじゃないの?
→ ③ ○(81%)
問23 ユニバーサルデザイン
よくわからないが、シンボル化されたデザインもあるので → ⑤で
×正答は③焦点化(29%) 解答がばらけていて、⑤を選んだ人が32%と多かった
問24 保護観察所において生活環境の調整の開始時期
⑤の仮釈放が決まった時期じゃないの?→ ⑤
×正答は③矯正施設から身上調査書を受理した時点(27%)
問25 ホルモンの作用
① ○ メラトニンが足りないと不眠という話はあったような
② × インスリンを打つと血糖値が下がりそう
③ ?
④ × プロラクチンで男でも乳汁分泌とかあったような気がする
⑤ ?
→ ① ○(71%)
問26 くも膜下出血
⑤脳動脈瘤の破裂かなぁ → ⑤ ○(72%)
問27 アルコール健康障害について
① × コルサコフは末期症状
② × 意識混濁で幻覚はないでしょう
③ × 認知症は脳の器質変化を伴うはず
④ ○ 震せん譫妄は長期化しない
⑤ × フラッシュバックは関係ないでしょ
→ ④ ○(57%)
問28 Ⅰ型糖尿病の高校生
⑤やせる目的でインスリン量を減らすことは危険な気がする ○(89%)
問29 せん妄
① × 幼児もあるでしょ
② × 注意の障害ではなさそう
③ × 介護施設では夜にせん妄が多いと聞いた気がする
④ × 補聴器関係ないでしょ
⑤ ○ 消去法でこれかな
→ ⑤ ×正答は②(64%)
問30 特定健康診査と特定保健指導
何が「特定」なんだろう? 産業分野かもしれない。④を選んでおくか → ④
×正答は③76 歳以上は特定保健指導(12.4%)
④一定の有害な業務に従事する者を選んだ人が49%と多かった。みんなそう思うよね。
問31 医療提供施設
えーと、②介護老人保健施設の略称を老健と言うのじゃなかったかな。そして老健は病院のはず。
→② ○(42%) ①保健所と答えた人が三割
問32 財産管理などの能力が十分でない人の支援
ソーシャルワークを学ぶと必ず出てくる③成年後見制度 → ③ ○(98%)ごっつぁん問題
問33 時間外労働の上限規制
なんだっけ? よく憶えていない(労働者失格)ので⑤かな → ⑤
×正答は②年360時間まで(42%)
100時間ぐらい時間外で働く人がフツーにいる業界にいるもので、それがフツーかとおもてしまたー
問34 スーパービジョンについて「誤っているもの」
⑤スーパーバイジー自身の心理的問題は扱わない → ⑤ ○(94%)
問35 アドバンス・ケア・プランニングについて「誤っているもの」
なんすか、それ? 問題文を読んで判断するしかないか。
① × 何らかの記録は必要
② × 親しい友人が入ることもあるでしょう
③ × 患者の医師の変化への対応は必要
④ ○ 本人の意思の確認は必要なはず
⑤ × ACP説明として違和感はない
→ ④(82%)
問36 会話の公理について「誤っているもの」
知らん。②場の雰囲気に配慮する、だげが他と違っているので → ② ○(25%)
③を選んだ人が36%
問37 心理検査の目的として「不適切なもの」
① ? 自己理解や洞察を目的として検査して良いの?
② ○ 動機付け目的の検査はマズイっしょ
③ × 支援の手がかり
④ × 支援の方針決定
⑤ × セラピーを深める道具
①か②だろうけど、②で → ② ○(83%)
問38 PERMAの頭文字の意味
① P はポジティブな感情
② E は力を獲得すること
③ R は他者との良い関係
④ M は生きる意味
⑤ A は達成
さっぱりわかりましぇーん。なんとなく心理学っぽくないのが「生きる意味」かな → ④
×正答は②(20%) ばらけている。私と同じ④を選んだ人が四割と最多だった。
問39 医療倫理の4原則に「該当しないもの」
① ? 正義 なんか怪しい
② ○ 説明 インフォームドコンセントとかいうので
③ ○ 善行 ヒポクラテスの誓いみたいな
④ ○ 無危害 これは大前提
⑤ ○ 自律尊重 これは大前提
→ ①で ×正答は②(49%)
そーいえば、インフォームドコンセントは近年のものか
問40 子どもの権利条約に「含まれないもの」
②残余財産の分配を受ける権利、ってのはなかった気がする → ② ○(48%)
三割の人が⑤を選んでいる
問41 MMSE を実施・解釈し報告する際に「不適切なもの」
そもそもMMSEって何?
① × 実際の回答内容を報告書に書いても良い気がする
② × 緊張や意欲についても解釈に含めて良い気がする
③ × もしMMSEが認知症の検査なら、カットオフを上回ったのなら、そう書くべきでは?
④ × 失点した項目を含めても不適切とは言い切れないのでは
⑤ ? MMSEがどんな検査か知らないけれど、筆談による実施はマズいかも
→ ⑤で ×正答は③(94%)
問42 適性処遇交互作用について「誤っているもの」
知らんなー。④がそれっぽいかも → ④ ×正答は⑤他者の援助と学習者の問題解決との中間領域にみられる(58%)
問43 学校にピアサポート・プログラムを導入する目的として「不適切なもの」
③学校のカウンセリング・サービスの幅を広げる機会を提供、が他と異質な感じがするし、カウンセリングサービスのためのピササポートってのはまずい感じがする → ③
×正答は②公共性と無償性を学ぶ(54%)
問44 免疫担当細胞に「含まれないもの」
うーむ、③赤血球は免疫に関係なさそうな、自信ないけど → ③ ○(60%)
問45 犯罪被害者等基本法について「誤っているもの」
知識はないが、①3年間まで、という時限性は相応しくない気がする → ① ○(89%)
問46 インフォームド・コンセントの取得について
① × 公認心理師が考える最善の方針に導く → 本人の意志の尊重が必要
② ○ 深刻なリスクについては頻度が低くても情報を開示する → リスク開示は必要
③ × クライエントにとって難解なので最小限に → 丁寧に説明する必要がある
④ × 心理療法を拒否したときの負の結果については強調 → 何を強調するか恣意的に選んではマズイでしょ
→ ② ○(97%)ごっつぁん問題
問47 コンピテンシー
コンピテンシーってなんだっけ、どっかで聞いた気がするが・・・
ともあれ、知らない単語を問われたときは、問題文から判断するしかない。
① × 直観を優先 → 非科学的
② ○ 要支援者への関わり方や対応の在り方を自ら振り返って検討する。
③ × 文化的背景への配慮は必要
④ × 実践ができるようになってから職業倫理を学ぶんじゃ遅いでしょ
消去法で → ② ○(98%)これも、ごっつぁん問題だったのか
問48 ストレンジ・シチュエーション法
心理の教科書で読んだ記憶が・・・忘れた。③は違う感じ。あとはどれもありそう。テキトーに → ④で ○(77%)
問49 いじめ防止対策推進法
知識がない。③かなあ、こういう計画ってマクロからミクロに降ってくるもんね → ③
×正答は②学校は、いじめの防止に資するものとして、体験活動等の充実を図る(58%)
問50 心理的支援活動の理論化
① × なんとなく違う気がする
② ○ これかなあ
③ × 事例論文に統計は要らないかも
④ ? リフレクシヴィティって何だろう? 統計っぽい言葉じゃない気がする
→ ②で ○(64%)
問51 個人情報保護
① × 本人の同意があれば第三者に提供できる
② ○ 個人情報に該当する
③ × 符号化したデータも当然含まれるだろう
④ × 安全管理の義務はある
→ ② ○(97%) ごっつぁんです。
問52 職場でのセクハラ
① × 相談したことを理由にした不利益な扱いは禁止
② × 同意があれば職場の同僚の聞き取りはできそうな気がする
③ × 労働者にもありそうな感じの義務
④ ? 「他社から」というところがなんか怪しい
→ ④で ×正答は②職場の同僚の意見を聴取はできない(30%)
問53 要保護児童対策地域協議会
要対協か・・・詳しくは知らないなぁ。①は対象を限定しすぎてる感じ、②も機関を絞りすぎている感じ、④は幼児に対して本人の同意を求めるのは無理がある感じ。
→ 消去法で③と⑤ ○(87%と85%)
問54 マインドフルネス
おお、マインドフルネスって仏教のなんかだったような。が、「認知行動療法」はどれか、というんだから・・・CBTであるものを選ばんといけないのか。③の弁証法的行動療法はCBTの発展だった気がする。①を選びたい気もするが、内観療法は戦前成立で、CBTは戦後じゃなかったかな。⑤は名前がCBTっぽいな。
→ ③と⑤ ○(28%と69%) ①や④を選んだ人も多かった。つまりばらけたということ。
問55 子どもの貧困問題
① × 教育機会への影響は大きいだろう
② ○ 貧困と虐待のあいだには関係がありそうな感じ
③ × 子どもの貧困問題は顕在化しにくいだろう
④ ? 生活保護の受給率は低そう
⑤ ○ 生活保護家庭出身だと生活保護になりやすいというのはあるだろう
→ ②と⑤ ○(96%と71%) ごっつぁん問題!
問56 特別支援教育コーディネーター
④はカタい。あと一つはどれだろう・・・もう一つは①か⑤か・・・こればっかりは知識がないと。⑤の外部の専門機関が計画を作るってころがひっかかるので、①と④ ○(62%と99%)
三割の人が⑤外部の専門機関が作成した「個別の教育支援計画」に従い・・・を選んでいる
問57 司法場面での面接
① × 心的再現より事実関係のほうが必要だろう
② × 視点を変えずに本人視点でいいのでは?
③ × 順序関係は面接側が再構成すべき
④ ○ 確信が持てる内容が好ましい
⑤ ○ 矛盾をそのままにされると面接者が後でまとめるのに困る
→ ④と⑤ ×正解は①と②(46%と52%)
問58 仕事と治療の両立の支援
① × 忙しいときこそ配慮が必要
② ? 個別の個性も疾病の特性と同じぐらい需要だろう、たぶん
③ ○ 基本方針はすべての労働者に周知していいんじゃない
④ ? 本人からの申し出以前から取り組むべき
⑤ × 再発後も対象から除外されるべきではない
③は固いとして、②と④のどちらにするか悩ましい → ④と⑤で
×正答は①と②(46%と52%) ⑤を選んだ人が52%と最多だった。
業務繁忙が理由の時には配慮は不要って仕組みなのか。うーむ。
問59 相関係数とパス解析
説明変数って何だっけ・・。それはともかく、論理的に正しい答えは③だけなのでは → ③ ○(64%)
問60 事例:育児中の孤立した母親
→③でしょ ○(90%)
問61 事例:幼児
②自己抑制か③脱中心化だと思うのだが・・・知識がないからなぁ。②はいかにもな名称なので、ひっかけ選択肢だと判断して → 消去法で③
×正答は②自己抑制(62%)
このように事例問題と言いながら知識を問うている問題もある
問62 事例:抑うつ状態
抑うつ状態だろうから、背中を押す①と⑤はまずい。発達障害を疑うべき情報はないので④も除外。③の保護者への連絡より先に、②だろう → ② ○(96%) ごっつぁん問題
問63 事例・・なのか?:学会発表
明らかなデータの盗用でしょう → ① ○(95%) ごっつぁん問題連発!
問64 事例:災害支援
PTSDが疑われるので、①と②は不適切。④は心理師が受け合えることではない。対症療法としても③はないであろう。ということで無難という理由で → ⑤ ○(97%) ごっつぁん問題三連発!
問65 事例:認知症への介入
→ ②の一択で ○(93%) ごっつぁん問題四連発!
問66 事例:心理検査点数
検査の点数を評価する能力があれば一発で解ける問題だろうが・・・それがないのが悩ましい。点数は無視して、「認知症ではない」という文脈っぽいので、③と④を除外する。②と⑤は状況的に無理があるので、消去法で → ① ○(94%) ごっつぁん問題五連発!
問67 事例:学級運営
①はそういう心理用語があるのかも知らない。④のピグマリオン効果では説明が付かない。残りは②③⑤についてはいずれも知識がないが、名称から想像すると②が一番無難か → ②
×正答は⑤アンダーマイニング効果(71%)
問68 事例:アクティブラーニング
アクティブラーニングについては何も知らないが、人間関係の改善や相互理解という目的からすると、それに役立ちそうな選択肢は⑤かな → ⑤ ○(80%)
問69 事例:初回面接
よく分からないが、少年に対する初回面接なら、関係構築を優先するのが良さそうな感じ → ④
×正答は①特別遵守事項を設定する(20%) 皆さんの解答がばらけてます。
問70 事例:多様性
各選択肢についての知識はないが、多様性だから⑤かな → ⑤ ○(90%) おおー、ごっつぁんです!
問71 事例:組織コミットメント
ほにゃららコミットメントって何だっけ。規範的コミットメントという話が多かったような気がするので → ①
×正解は④存続的コミットメント(57%)
問72 事例:女性の心身の状態
① × 身体のほてりは更年期障害
② × 一人娘の就職による空の巣症候群
③ × これから何をして良いのか展望が持てない
④ × 料理を若い女性に教える
⑤ ?
消去法で → ⑤ ○(76%)
問73 事例:グリーフ
グリーフケアの観点からは「娘の死を思い出さないようにする活動」を勧めるのは不適切では? → ②で ○(58%)
問74 事例:自殺発生後の緊急支援
イジメの有無の調査は心理師の仕事ではないだろうから →④ ○(92%) 事例問題にごっつぁん問題が多い気がする
問75 事例:高齢者の万引き
いきなり窃盗症を疑うあたり①が不適切か →① ○(88%) 楽な事例問題多し
問76 事例:PTSDか他のなにかか
ああー、心理検査の結果の見方がわからないので、PTSDの可能性が高いのか低いのかわからない。たぶん、検査の結果と母親の陳述、本人の主張との間の齟齬が重要なポイントなので → ④ ○(67%) 三割の人が①PTSDを選んでいる
問77 事例:児童虐待への対処
①はAとの信頼関係を損なう。②も同様。③もリスクがある。→ ④と⑤だろう ○(92%と95%) これもごっつぁん問題
午後の問題に続きます。